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今回は、LINE登録していただいた方からの質問で
オペラント条件付け、レスポンデントの条件付け、トークンエコノミー法の違いを教えてほしいとのことなので記事にしてみました。
(個人的にLINEでの回答もしました)
質問し放題のLINEはこちらから
(ただし、結構人気なので返信が遅れるかもしれません)
- 目次
まずは行動形成法と不安軽減法で違う
行動療法としては
- 不安軽減法
- 行動形成法
の二つがあります。
行動形成法には
の5つあります。
不安軽減法は
の5つあります。
これだけで問題ができそうですね!
まず、
オペラント条件付け、トークンエコノミーは行動形成法であり
レスポンデントの条件付けは不安軽減法なのです。
まずそれが違いでしょう。
不安軽減法と行動形成法のゴロ
不安軽減法のゴロは
「不安なら、フラリとモデルを蹴れ!」
不安→不安軽減法
フラ→フラッディング法
リ→リラクゼーション法
モデル→モデリング
蹴→系統的脱感作
れ→レスポンデントの条件付け
行動形成法のゴロは
「行動して落としたれ!」
行動→行動形成法
落→オペラント条件付け
と→トークンエコノミー法
し→シェイピング法
た→タイムアウト法
れ→レスポンスコスト
です。
一応、ゴロも載せておこうと思います。
オペラント条件付けとは?
こちらは、オペラント(自発行動)に対して条件をつけます。
例えば、
きちんと歯磨きを自発的にやったら→ほめる(強化する)
おもちゃを投げた→怒る(罰を与える)
強化をしたら行動頻度は増えます。
一方、罰を与えたら行動頻度は減ります。
これはあくまでも、自発行動に対して行います。
オペラント条件付けを応用して
応用行動分析があります。
これは
- 先行刺激を与えます。(これはバキュームだよ!口の中に入れるんだよと教える)
- 先行刺激に対して反応します(口に入れたときに抵抗するか、しないかの反応を見ます)
- その反応に対して条件を付けます。(抵抗しないならほめる。)
みたいな感じです。
自発行動ではなく、他人が刺激や指示を出して行動してますので
オペラント条件付けを応用していますが、正確なオペラント条件付けではないです。
(ただし、オペラント条件付けと応用行動分析は同じ意味で使う場合も多い)
トークンエコノミーとは?
あらかじめ約束していたことを遂行させるためにやります。
ここでキーワードは
あらかじめ約束するということです。
そして、代用貨幣(トークン)を与えることです
どうゆうことかというと。
オペラント条件付け(応用行動分析)は
①何かができた→②よくがんばったね!シールあげるね!
トークンエコノミーは
①何かができたらシールあげるよ!→②何かができた→③よくがんばったね!シールあげるね!
といった感じです。
似てはいますが、あらかじめ約束しているかが大切です。
レスポンデントの条件付けとは?
これを詳しく説明すると分かりにくいので簡単に説明します。
(詳しく知りたい方は、LINE登録して質問してください。)
歯科恐怖症を例にして説明しましょう。
歯科恐怖症はタービンの音で恐怖を覚えたりしますよね?
でも、本来ならタービンの音で恐怖は覚えないはずです。
では、なぜ恐怖を感じるのでしょうか?
理由は
タービンで歯を削られて痛い思いをしたからです。
本来は痛みによって恐怖を感じているはずです。
しかし、
「タービンの音を聞くと痛い思いをする(=恐怖感を覚える)」
と条件付けられたために
「タービンの音で恐怖感を覚える」
のです。
レスポンデントの条件付けは診療では消去という作業を行います。
つまり、
「タービンで削っても痛くない状態」
を何度も経験させます。
すると、いつかはタービンの音を聞いても恐怖感を覚えなくなるということです。
最後に
今回はLINEの質問からこのような記事を書いてみました。
今回の内容についてもPDFでまとめましたので、
欲しい方はLINE登録して
行動療法の資料くださいと言って頂けたら送ります。
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